通販型・代理店型?自動車保険に悩むならそれぞれの特徴を知ろう!
作成日:2021年3月1日 更新日:2021年3月1日
自動車保険の通販型と代理店型って、何?

自動車任意保険を契約する際に耳にする「通販型(ダイレクト型)」や「代理店型」。これは損害保険会社による自動車保険の販売スタイルを表したもの。代理店型は、各地に設立した保険代理店や自動車ディーラー、整備工場などの代理店を通じて、損害保険会社が自動車保険を販売しているスタイルで基本は「対面」での契約。1990年代までは、この代理店型が自動車保険の一般的な販売方法でした。
一方、通販型(ダイレクト型)は1990年代後半に登場した自動車保険の販売スタイルで、顧客対応はコールセンターやウェブサイトを通して行われます。自動車保険の見積りや相談、万一の事故対応も電話やウェブサイトでやり取りをするので、基本的に対面して話をすることはありません。
通販型と代理店型、それぞれの特徴は?
まず通販型(ダイレクト型)の特徴は、安い保険料を実現していることです。対面してのやりとりがないため、人件費や販売手数料などのコストを抑えることができるのです。契約時は自分でプランを考えるか、ウェブサイトで確認しながら、またはコールセンターへ相談して決めるため、ある程度、自動車保険についての知識が必要となるでしょう。
一方、代理店型は契約者に担当者がつきサポートしてくれる点が特徴です。契約時にも主に車を運転する人に応じてどんな補償が必要かなど、親切に説明してくれるので、保険に不案内な人には助けになります。また、事故後の交渉時に担当者に相談ができることもあります。例えば、追突事故の際は、事故に対する責任をどちらがどれだけ負うべきか決めるのですが、お互いの言い分が食い違うケースがあります。そうした時に、保険代理店によっては、事故後にどのような対応をすべきか適切なアドバイスをくれたり、また保険金請求の書類の用意やその後の手続きをスムーズに進めてくれたりするケースもあります。事故に慣れていない契約者にとっては、心強い味方に感じられることでしょう。
また事故発生直後の対応としてロードサービスなどは、通販型(ダイレクト型)、代理店型での差ではなく、契約する保険会社がどれだけ力をいれているかによるため、充実している保険会社を選びましょう。事故現場へのかけつけについては、通販型(ダイレクト型)でも代理店型でも、基本的には保険会社の社員が事故発生直後の現場で対応することはありません。まれに地域密着型の代理店の担当者などは、自ら現場に足を運んで、事故対応をサポートしてくれることがありますが、直接事故現場で役割があるわけではありません。
団体扱制度なら、保険料が数十%割り引かれることも
自動車保険を契約するには、通販型(ダイレクト型)、代理店型、それぞれの窓口に申し込むほかに、あなたがお勤めの会社に導入されている団体保険や団体扱保険などの団体扱制度を利用する方法もあります。団体扱保険とは企業や官公庁が保険会社と契約を結ぶことで、その団体で働いている人が割安な保険料で保険を契約できる制度です。
最大の特徴は、なんといっても割引の大きさ。一般的に販売される保険よりも保険料が数十%も割引されることもあり、リーズナブルに保険を契約することができます。保険料は給料から徴収されますが、保険料支払いや契約内容の案内などを団体が代替してくれるため、保険料を割引するという仕組み。そのため、保険料は割引かれても、補償の内容やサービスは一般的な代理店で申し込んだケースと変わりはありません。
自動車保険の契約を検討する際、まずすべきこととは?
自動車保険の契約を検討する際、保険に詳しくなければまずは身近な保険代理店か、自分が所属する団体と取引のある保険代理店に相談して比較検討してみましょう。当然ですが、保険代理店は、無料で相談に乗ってくれます。また、保険商品の押し売りは法律で禁止されているため、望まない保険の契約を強いられることもありません。
人生のなかで、できれば避けて通りたい交通事故。だからこそ、万が一の時には必ず力になってくれる保険会社や保険代理店を選びたいものです。後悔することのないよう、さまざまな要素をふまえて十分に検討し、自分に合った保険を契約することをおすすめします。
All About 自動車・バイク保険 ガイド 西村 有樹(にしむら ゆうき)
フリーランスの立場から公正な情報を発信。大手損保、外資系や通販系保険会社とのネットワークを強みに「理解しやすい保険の記事」をモットーとしている。自動車保険、損保、証券などマネー分野での執筆、インタビュー多数。
自動車保険について知る
自動車保険コラム
自動車保険とは?
自動車保険には、加入が義務付けられている「自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)」と、任意で契約する「自動車保険」があります。
二輪自動車および原動機付自転車を含む、全ての自動車に加入が義務付けられている自賠責保険は、対人補償(事故の相手方のケガ等)のみで、運転者であるご自身の怪我やお車の損傷や、他人の財物に損害を与えた場合の対物賠償は全くありません。また、補償限度額も一律で定められており、必ずしも実際の事故による高額請求に対応できるわけではありません。自賠責保険に加えて任意保険に加入することで、自賠責保険では足りない部分をカバーすることができます。
任意の自動車保険は、主に、「相手への賠償」、「ご自身のケガ」、「おクルマの損害(対象外にすることも可能)」の3つに分かれております。
相手方の補償には、自動車事故で、他人を死亡させたり、ケガをさせてしまい、法律上の賠償責任を負ったときに支払われる「対人賠償」、自動車事故で他人のモノを壊してしまい、法律上の損害賠償責任を負ったときに支払われる「対物賠償」があります。人の命に値段はつけることができず、また貴金属を運ぶトラックとの事故などの賠償は高額となることもあるため、対人賠償、対物賠償は無制限にしておくことが安心です。
ご自身のケガは、自動車事故により、ケガをしてしまったり死亡された場合に、実際にかかる治療費や損害に対して支払われる「人身傷害補償」があり、ご自身、および同乗者を守る大切な補償です。事故の責任割合に関わらず、ご自身や同乗者のおケガが補償されます。死亡や後遺障害が発生した場合、補償を受ける方の逸失利益などをもとに保険金が支払われます。補償を受けられる方の年齢や収入、ご家族構成などから保険金額を検討ください。
最後に、おクルマの損害は、事故によりお車に生じた損害に対して支払われる車両保険があり、お車の保険金額は、車両本体価格+付属品(いずれも消費税込)をもとに適正な金額で設定します。なお、お車の金額は、毎年保険更新ごとに年々下がっていきます。万が一全損事故のとき、マイカーローンだけが残ってしまった…とならないようにご契約いただくと安心です。
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